【鹿児島市】外壁塗装をお考えの方におすすめ！失敗しない色選びのコツとは

外壁塗装の色選びのポイント

・色の特徴を理解する
塗料の色によってそれぞれ特徴があるため、外壁塗装の色選びではその特徴を理解しておく必要があります。代表的な塗料の色とそれぞれの特徴を見ていきましょう。

クリーム系：明るい印象、色褪せがしにくい、汚れが目立たない
グレー：クールで落ち着いた雰囲気、汚れが目立たない
白：明るい印象、表面温度が上がりにくい、太陽光を反射するため耐久性はあるが、汚れが目立ちやすい
黒：モダンで重厚感のある印象、キズや汚れが目立ちやすい

・塗装しない部分との調和を考えて選ぶ
外壁塗装はその名のとおり外壁を塗装することで、ドア・サッシ・屋根・ベランダなどは塗装をしないのが一般的です。外壁塗装をして家のイメージをガラッと変えたいという方も多いですが、塗料の色はあくまでも塗装しない部分と調和する色を選ぶ必要があります。
例えば、純和風の瓦屋根なのに洋風な外壁に仕上げても、バランスが悪く見た目があまりよくありません。イメージどおりの家に仕上げるためには、外壁工事だけでなく全体のリフォーム工事も必要になります。

・色の見本帳を活用する
ベージュ1色をとっても複数の色がありますので、正確な色を選ぶためには「色見本帳」を活用するのがおすすめです。塗料の色見本帳には、一般社団法人日本塗料工業会の色見本帳と、塗料メーカーの色見本帳があり、いずれも塗装業者の担当者に依頼すれば入手できます。

・使う色は3色以内にする
外壁に使用する色の数に決まりはありません。依頼者の要望に応じて複数の色で塗装できます。複数の色を使うことで立体感が出ておしゃれな仕上がりになりますが、あまりにも多いとまとまりのない外観になるおそれがあります。外壁に施す塗料は基本的には2色で、多くても3色以内にとどめるようにしましょう。個性的な反対色より、落ち着いた佇まいになる同系色、あるいはベースカラーにお好みの差し色の組み合わせがおすすめです。

外壁塗装の色選びをするときの注意点

・試し塗りを依頼する
色の占める面積が大きかったり、太陽光に当たったりすると、同じ色でも違って見えることがあります。これは、色の面積効果によるものです。そのため、色見本帳で選んで実際に塗装してみると、「イメージと違う…」と感じる方も少なくありません。塗る場所によって見え方が変わることもありますので、色が決まったら試し塗りの依頼をおすすめします。
試し塗りは1平方メートル以上の範囲で行い、朝・昼・夜と時間を変えて色味や雰囲気を確認しましょう。

・景観ガイドラインを確認する
住んでいる地域によっては景観ガイドラインが定められています。景観ガイドラインがある地域では、外壁に使える色が限定されることもあるため、事前に確認が必要です。

・街並みや景色に合った色を選ぶ
景観ガイドラインがない地域では、基本的に好きな色で塗装できます。ただし、1軒だけ全く異なる色で塗装すると、景観全体が損なわれるかもしれません。自宅部分だけでなく、近隣住宅や周囲の景色に馴染みやすい色選びが大切です。